“実物”のいろいろな読み方と例文
旧字:實物
読み方割合
じつぶつ50.0%
ほんもの37.5%
もの12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、われわれ技術者たるものはダネ、何か考えついたことがあったら、すぐ実物じつぶつをつくってみることが必要だ。技術者は、すぐ技術を物にしてみせる。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
二十八宿しゅくの名をことごとくそらんじていながら実物ほんものを見分けることのできぬ俺と比べて、なんという相異だろう! 目に一丁字いっていじのないこのさるの前にいるときほど
昔の神事に使った極めて古い実物ものだと言って、相当に高く売りつけられたものが、実は極く新しい贋物だったりする。
南島譚:03 雞 (新字新仮名) / 中島敦(著)