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故実
ふりがな文庫
“故実”の読み方と例文
旧字:
故實
読み方
割合
こじつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こじつ
(逆引き)
家は、
室町
(
むろまち
)
幕府の名門であったし、歌学の
造詣
(
ぞうけい
)
ふかく、
故実
(
こじつ
)
典礼
(
てんれい
)
に詳しいことは、新興勢力の武人のなかでは、この人を
措
(
お
)
いて他にない。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢をもって山の神を祭ることは古い習慣であるが、これはもっぱら狩猟に関し、境の神とは一見関係はないらしい。武家の
故実
(
こじつ
)
に
矢開
(
やびらき
)
のことがある。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それ故、知合いの島民の一人からマルクープ老人が比較的
故実
(
こじつ
)
にも通じ手先も器用であると聞伝えた私は、彼を使って見ようという気になったのである。
南島譚:03 雞
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
故実(こじつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
“故実”の意味
《名詞》
故実(こじつ)
昔の儀式や法制、服装、作法などの規定や事例などのこと。
(出典:Wiktionary)
“故実(
有職故実
)”の解説
有職故実(ゆうそくこじつ)とは、古来の先例に基づいた、朝廷や公家、武家の行事や法令・制度・風俗・習慣・官職・儀式・装束などのこと。また、それらを研究すること。
(出典:Wikipedia)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“故”で始まる語句
故
故郷
故意
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故障
故事
故国
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永井荷風
泉鏡花