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どて
ふりがな文庫
“どて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
堤
37.3%
土堤
28.4%
土手
27.4%
堤防
4.8%
坡
0.7%
塘堤
0.3%
堤坊
0.3%
土坡
0.3%
防波堤
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堤
(逆引き)
小石まじりの土が、
堤
(
どて
)
の上から少しばかり、草間を
辷
(
すべ
)
ってくずれて来た。人々が振り仰ぐと、ちらと、
蝙蝠
(
こうもり
)
のような人影がかくれた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どて(堤)の例文をもっと
(50作品+)
見る
土堤
(逆引き)
三人は勇気を出して裸になりました。そして
土堤
(
どて
)
の下の
葦
(
よし
)
の中へ、おそるおそる盥をおろしてやりました。盥がばちやんといひました。
疣
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
どて(土堤)の例文をもっと
(50作品+)
見る
土手
(逆引き)
久しい
後
(
あと
)
で、その頃
薬研堀
(
やげんぼり
)
にいた友だちと二人で、
木場
(
きば
)
から
八幡様
(
はちまんさま
)
へ
詣
(
まい
)
って、
汐入町
(
しおいりちょう
)
を
土手
(
どて
)
へ出て、
永代
(
えいたい
)
へ引っ返したことがある。
海の使者
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どて(土手)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
堤防
(逆引き)
『
私
(
わたし
)
は
所有
(
あらゆる
)
木
(
き
)
の
根
(
ね
)
を
驗
(
しら
)
べました、
堤防
(
どて
)
も
試
(
み
)
ました、それから
垣
(
かき
)
も』と
云
(
い
)
ひ
足
(
た
)
して、
鳩
(
はと
)
は
愛
(
あい
)
ちやんには
關
(
かま
)
はず、『けど
蛇
(
へび
)
は!
誰
(
だれ
)
でも
嫌
(
きら
)
ひだ!』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
どて(堤防)の例文をもっと
(14作品)
見る
坡
(逆引き)
呉郡の
無錫
(
むしゃく
)
という地には大きい
湖
(
みずうみ
)
があって、それをめぐる長い
坡
(
どて
)
がある。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
どて(坡)の例文をもっと
(2作品)
見る
塘堤
(逆引き)
と、肩幅広く、
塘堤
(
どて
)
ぶちへ
顕
(
あら
)
はれた。
立女形
(
たておやま
)
が出たから、心得たのであらう、船頭め、かんてらの
灯
(
ひ
)
を、其の胸のあたりへ
突出
(
つきだ
)
した。
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
町の方から、がや/\と、
婦
(
おんな
)
まじりの四五人の声が、浮いた
跫音
(
あしおと
)
とともに
塘堤
(
どて
)
をつたつて、風の
留
(
とま
)
つた
影燈籠
(
かげどうろう
)
のやうに近づいて
光籃
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
どて(塘堤)の例文をもっと
(1作品)
見る
堤坊
(逆引き)
堤坊
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
のあの
柳
(
やなぎ
)
の
切株
(
きりかぶ
)
に
腰
(
こし
)
をかけて
猿
(
さる
)
のひかへ
綱
(
づな
)
を
握
(
にぎ
)
つたなり、
俯向
(
うつむ
)
いて、
小
(
ちひ
)
さくなつて、
肩
(
かた
)
で
呼吸
(
いき
)
をして
居
(
ゐ
)
たのが
其
(
その
)
猿廻
(
さるまはし
)
のぢいさんであつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あれは
人間
(
にんげん
)
ぢやあない、
簟
(
きのこ
)
なんで、
御覧
(
ごらん
)
なさい。
片手
(
かたて
)
懐
(
ふところ
)
つて、ぬうと
立
(
た
)
つて、
笠
(
かさ
)
を
冠
(
かぶ
)
つてる
姿
(
すがた
)
といふものは、
堤坊
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
に一本
占治茸
(
しめぢ
)
が
生
(
は
)
へたのに
違
(
ちが
)
ひません。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
どて(堤坊)の例文をもっと
(1作品)
見る
土坡
(逆引き)
荘子の腰を下している
黍畑
(
きびばたけ
)
の縁の
土坡
(
どて
)
の前は魏の都の
大梁
(
たいりょう
)
から、韓の都の新鄭を通り周の
洛邑
(
らくゆう
)
に通ずる街道筋に当っていた。
荘子
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
どて(土坡)の例文をもっと
(1作品)
見る
防波堤
(逆引き)
私
(
あたし
)
の
家
(
うち
)
は老人たちの丹精の小松が成長して、しっかり根をかためていたせいか
防波堤
(
どて
)
は崩れなかった。
旧聞日本橋:09 木魚の配偶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
どて(防波堤)の例文をもっと
(1作品)
見る
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