“黍畑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きびばたけ77.8%
きびばた22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黍畑きびばたけ、桑畑などから、それを見つけて、附近の部落の腕白者や、洟垂はなたれを背負った老婆としよりなどが、いなごのようにぞろぞろ出て来て
大谷刑部 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
荘子の腰を下している黍畑きびばたけの縁の土坡どての前は魏の都の大梁たいりょうから、韓の都の新鄭を通り周の洛邑らくゆうに通ずる街道筋に当っていた。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
黍畑きびばたの黍の上なる三日の月月よりこまかき糠星ぬかぼしのかず
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
さく尽きて、した黍畑きびばた
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)