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黍殻
ふりがな文庫
“黍殻”の読み方と例文
読み方
割合
きびがら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きびがら
(逆引き)
田舎で使ひ馴れた
身藁
(
みご
)
や、
黍殻
(
きびがら
)
の手箒などとは勝手が違つて、先の方が妙に
手応
(
てごた
)
へがなかつたりして、どうもうまく使へなかつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
横四、五尺、両側は三尺足らずの屋台で、障子のような囲いをして、
黍殻
(
きびがら
)
のようなものを横に渡したのに、簪が一杯刺し並べてあります。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
三方崩れかかった窪地の、どこが境というほどの
杭
(
くい
)
一つあるのでなく、
折朽
(
おれく
)
ちた
古卒都婆
(
ふるそとば
)
は、
黍殻
(
きびがら
)
同然に
薙伏
(
なぎふ
)
して、薄暗いと白骨に紛れよう。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黍殻(きびがら)の例文をもっと
(7作品)
見る
黍
漢検準1級
部首:⿉
12画
殻
常用漢字
中学
部首:⽎
11画
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