トップ
>
薙伏
ふりがな文庫
“薙伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なぎふ
80.0%
なぎふせ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぎふ
(逆引き)
三方崩れかかった窪地の、どこが境というほどの
杭
(
くい
)
一つあるのでなく、
折朽
(
おれく
)
ちた
古卒都婆
(
ふるそとば
)
は、
黍殻
(
きびがら
)
同然に
薙伏
(
なぎふ
)
して、薄暗いと白骨に紛れよう。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手には時ならぬ
団扇
(
うちわ
)
を携えて、はたはたと路傍の草花を
薙伏
(
なぎふ
)
せながら先に立って、そぞろ歩きをしています。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
薙伏(なぎふ)の例文をもっと
(4作品)
見る
なぎふせ
(逆引き)
以て向ふ敵に
渡
(
わた
)
り
合
(
あひ
)
八九人
薙伏
(
なぎふせ
)
られしかば諸軍此勢ひに乘て
追討
(
おひうち
)
したる故木村も後藤も遂に
叶
(
かなは
)
ず柵の中へ
迯込
(
にげこみ
)
しが共大坂の者には夫にては面白からぬに付木村が十分に
勝
(
かち
)
し樣に
書
(
かき
)
たると思はれ候と辯を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
薙伏(なぎふせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
薙
漢検準1級
部首:⾋
16画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“薙”で始まる語句
薙
薙刀
薙髪
薙倒
薙立
薙刀振
薙仆
薙力
薙髮
薙染
“薙伏”のふりがなが多い著者
作者不詳
林不忘
中里介山
泉鏡花