“追討”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ついとう50.0%
おいうち16.7%
おひうち16.7%
つゐたう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今朝当番兵の佐伯が彼を呼びに来た時すぐ彼は、それは花田の追討ついとうの命令であるだろうということを直覚していたのだ。
日の果て (新字新仮名) / 梅崎春生(著)
上杉家ばかりでなく、吉良家から追討おいうちけるという手もある。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
以て向ふ敵にわたあひ八九人薙伏なぎふせられしかば諸軍此勢ひに乘て追討おひうちしたる故木村も後藤も遂にかなはず柵の中へ迯込にげこみしが共大坂の者には夫にては面白からぬに付木村が十分にかちし樣にかきたると思はれ候と辯を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
開かれ其後自身に戰場せんぢやうへ向はれし事なく木曽義仲公きそよしなかこう追討つゐたうきざみは御舍弟範頼義經兩公達きんだちに命ぜられ宇治瀬田の二道より進で一戰に木曽氏を討亡うちほろぼし續いて兩御舍弟を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)