“ついとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追悼57.1%
追討42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、二七日の夜、追悼ついとう浄瑠璃大会が同じく日本橋クラブの二階広間で開かれると、お君は赤ん坊を連れて姿を見せ、校長が語った「紙治」のサワリで、ぱちぱちと音高く拍手した。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
追悼ついとうといったところで、改まった催しではなく、阿呆陀羅経あほだらきょうみたいなお経をあげ、お互に隠し芸を持ち寄って、飲んで食って、花火が打ち止んだ頃お開きにすればそれでよかったのです。
近く、義貞はまた、尊氏追討ついとうの軍をもよおして、再び西下さいかしなければならぬ。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)