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堤坊
ふりがな文庫
“堤坊”の読み方と例文
読み方
割合
どて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どて
(逆引き)
堤坊
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
のあの
柳
(
やなぎ
)
の
切株
(
きりかぶ
)
に
腰
(
こし
)
をかけて
猿
(
さる
)
のひかへ
綱
(
づな
)
を
握
(
にぎ
)
つたなり、
俯向
(
うつむ
)
いて、
小
(
ちひ
)
さくなつて、
肩
(
かた
)
で
呼吸
(
いき
)
をして
居
(
ゐ
)
たのが
其
(
その
)
猿廻
(
さるまはし
)
のぢいさんであつた。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
あれは
人間
(
にんげん
)
ぢやあない、
簟
(
きのこ
)
なんで、
御覧
(
ごらん
)
なさい。
片手
(
かたて
)
懐
(
ふところ
)
つて、ぬうと
立
(
た
)
つて、
笠
(
かさ
)
を
冠
(
かぶ
)
つてる
姿
(
すがた
)
といふものは、
堤坊
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
に一本
占治茸
(
しめぢ
)
が
生
(
は
)
へたのに
違
(
ちが
)
ひません。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
堤坊(どて)の例文をもっと
(1作品)
見る
堤
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“堤”で始まる語句
堤
堤防
堤下
堤燈
堤上
堤草
堤灯
堤下摘芳草
堤井
堤伝