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堤燈
読み方 | 割合 |
ちやうちん | 50.0% |
ちょうちん | 25.0% |
ひさげとう | 25.0% |
畠の
隅に
堤燈をぶらさげたやうな
酸醤が、
父さんに
酸醤の
實を
呉れまして、その
心を
出してしまつてから、
古い
筆の
軸で
吹いて
御覽と
教へて
呉れました。
真吉は、お
母さんの
知り
合いの
呉服店を
思い
出しました。そこで
堤燈を
借りてゆこうと
立ち
寄りました。ふいに、
真吉が
帰ってきたので、
呉服店のおかみさんは、おどろいて
又高き窓なる人々は竿に着けたる
堤燈さし出して
誇貌なるを、屋根に這ひ出でたる男ども竿の尖に
紛※結びたるを揮ひて、これをさへ拂ひ消すめり。