“誇貌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほこりが33.3%
ほこりがお33.3%
ほこりがほ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さも誇貌ほこりが婿むこの財産を数え、または支度したくつかッた金額の総計から内訳まで細々こまごまと計算をして聞かせれば、聞く事ごとにお政はかつ驚き、かつ羨やんで、果は、どうしてか
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
さて次日つぎのひの夕暮、聴水はくだんの黒衣が許に往きて、首尾怎麼いかにと尋ぬるに。黒衣まづ誇貌ほこりがお冷笑あざわらひて
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
又高き窓なる人々は竿に着けたる堤燈ひさげとうさし出して誇貌ほこりがほなるを、屋根に這ひ出でたる男ども竿の尖に紛※てふき結びたるを揮ひて、これをさへ拂ひ消すめり。