“ほこりがお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
誇顔87.5%
誇貌12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
商家の小僧が短夜みじかよ恨めしげに店の大戸がらがらとあくれば、寝衣ねまき姿すがたなまめきてしどけなき若き娘が今朝の早起を誇顔ほこりがお
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
といと誇顔ほこりがおにほざいたり。小親わが手を放たむとせず。
照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さて次日つぎのひの夕暮、聴水はくだんの黒衣が許に往きて、首尾怎麼いかにと尋ぬるに。黒衣まづ誇貌ほこりがお冷笑あざわらひて
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)