“ていぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堤防58.3%
丁卯33.3%
丁坊8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堤防ていぼうにも人が一杯である。そしてすべての群衆は、川中に行われつつある何事かを、一心に注視しているのであった。
死者を嗤う (新字新仮名) / 菊池寛(著)
慶応三年丁卯ていぼう五月六日、鷲津毅堂は御物頭おんものがしら格に座席を進められ明倫堂督学に任ぜられた。藩主元千代の「御読書御相手御用并に侍講」は従前の通りということである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
丁坊ていぼうという名でよばれている東京ホテルの給仕君きゅうじくんほど、飛行機の好きな少年はめずらしいであろう。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)