カラ)” の例文
此「なづの木よ。いづれのなづぞ。」かう言ふ風な言ひ方で「カラぬよ。其木の幹を海渚に持ち出で焼き、禊ぎさせる今。 ...
本末からカラの聯想をして「其やどつた木の岐れの太枝カラの陰の(寄生)木のよ。うちふるふ音のさや/\とする、この通り、御身・御命の、さつぱりとすこやかにましまさう」