“カラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:から
語句割合
25.9%
18.5%
18.5%
7.4%
3.7%
太枝3.7%
3.7%
3.7%
3.7%
白襟3.7%
(他:2)7.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一等運転手は若いハイカラなヤンキー、客船メイルボート出身だけに淡水と、カラと、ワイシャツの最大浪費者だと聞いた。
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
力のない手付きでカラを引っぱって、咽喉のどを楽にしようとこころみつつ片手を突ついて女の顔を見上げた。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
すべて——スタンドの灯で見る蚊帳も、その白さも、柔らかさも、カラな隣の部屋の歩き心地も、新鮮な感覚でした。
日記・書簡 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
高圓山の墓原も、佐紀の沼地・雜木原も、又は、南は山村ヤマムラ、北は奈良山、泉川の見える處まで馳せ𢌞つて、戻る者も、戻る者も皆カラ足を踏んで來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
刀自たちは、初めは、そんなカラ技人テビトのするやうな事は、と目もくれなかつた。だが時が立つと、段々興味を惹かれる様子が見えて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
刀自たちは、初めは、そんなカラ技人テビトのするやうな事は、と目もくれなかつた。だが時が立つと、段々興味を惹かれる樣子が見えて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
雨の洩り傍題ハウダイなのを、語の上だけの興味で、るにカラめたのである。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
白い骨、タトへば白玉の並んだ骨の指、其が何時イツまでも目に残つて居た。帷帳トバリは、元のまゝに垂れて居る。だが、白玉の指ばかりは細々と、其にカラんでゐるやうな気がする。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
医者の本では、日本の女の赤沈の平均は七カラ十としてあるそうですが五十六十になると、必ず結核があり、二〇—三〇では只の疲労の由。
寄生木フユキのよ。其」と言ひつゞけて、本末からカラの聯想をして「其やどつた木の岐れの太枝カラの陰の(寄生)木のよ。うちふるふ音のさや/\とする、この通り、御身・御命の、さつぱりとすこやかにましまさう」と言ひつゞけて、からがしたきからからぬを起して、しまひに、採り物のなづの木の音のさや/\に落して行つたのだ。
寄生木フユキのよ。其」と言ひつゞけて、本末からカラの聯想をして「其やどつた木の岐れの太枝カラの陰の(寄生)木のよ。うちふるふ音のさや/\とする、この通り、御身・御命の、さつぱりとすこやかにましまさう」と言ひつゞけて、からがしたきからからぬを起して、しまひに、採り物のなづの木の音のさや/\に落して行つたのだ。
此「なづの木よ。いづれのなづぞ。」かう言ふ風な言ひ方で「カラぬよ。其木の幹を海渚に持ち出で焼き、禊ぎさせる今。此弾く琴も、其幹のづぬけた部分で作り、かう掻きひくところの、音のゆら/\でないが、由良の海峡セト迫門中トナカのよ。其岩礁に物が触れるではないが、御身に触れ撫でようと設けた此なづの木の、御衣にふれる音よ。そのさや/\と栄えましまさう。」かう言つた風に
国中ノ一揆イツキ、スデニ敗亡イタシ、右往左往ニ、山々ヘ逃ゲノボリ候ヲ、仮借カシヤクナク山林マデ尋ネサガシ、男、女ノ隔テニ及バズ、斬ツテ捨ツベキノ旨、仰セ出ダサレ、八月十五日ヨリ十九日マデ、諸手モロテヨリカラメ捕ツテ進上サレ候分、一万二千二百五十余ト記スルノ由ナリ。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
誉田の日の皇子 大雀オホサヽギ おほさゝぎ、佩かせる太刀。本つるぎ スヱふゆ。冬木のす カラ下樹シタキの さや/\(応神記)
宗近君は日本をえらくするとも、しないとも云わなかった。ふと手をのばすと更紗さらさ結襟ネクタイ白襟カラ真中まんなかまで浮き出して結目むすびめは横にねじれている。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
空船カラでも、荷物を満載しても、ワラタは立派にバランスが取れていると言って一歩も退かない。
沈黙の水平線 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
黄菊花 諸本不和名。案輔仁和名、加波良於波伎(医心方同。)順抄、加波良与毛木。医心方、又伎久。字鏡、カラ与毛支。康頼和名和名无。
マル及ムレについて (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)