“才幹”の読み方と例文
読み方割合
さいかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その官兵衛を総領に、弟小一郎、ほか二人の妹があったが、何といっても、官兵衛の才幹さいかんは十五、六歳からもう光っていた。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
現代いまで言う秘書課のようなところだから、わりに若手わかてが多かったもので、ここで柳営りゅうえいの事務を見習い、才幹さいかんがあると認められれば、それぞれ上の役柄やくがらへ振り当てられて
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「ぢあ、才幹さいかんのある人なの?」