“才槌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいづち77.8%
せえづち11.1%
せいづち11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
才槌さいづちで叩きこわそうとするを、兼松が勿体ないと云って留めている混雑中でありますから、助七は門口に暫く控えて立聞きをして居りますと
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
恒「なに此の野郎、ふざけて居やがる、此の才槌せえづちで棚を毀したから己が此の野郎の頭を打毀ぶちこわしてやるんだ」
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しかし仏壇ですから中から打付かるものは花立が倒れるとか、香炉がころがるぐれえの事ですから、気遣きづけえはございません、嘘だと思召すなら丁度今途中で買って来た才槌せいづちを持ってますから
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)