“才智”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいち83.3%
ざえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
萬世に殘せし正智なり夫程にはあらねども八右衞門が才智さいち感ぜずんばあるべからず其謂そのいはれは訴へに及ぶには先彦三郎は宿やどを取家主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
貴方あなたなどは、才智さいちすぐれ、高潔かうけつではあり、はゝちゝとも高尚かうしやう感情かんじやう吸込すひこまれたかたですが、實際じつさい生活せいくわつるやいなやたゞちつかれて病氣びやうきになつてしまはれたです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
容姿かたち才智ざえも世にすぐれてめでたき人、面影は誰にも美しい思出を残している女史は、数えれば六年むとせ前、明治四十三年に三十六歳を年の終りにして
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)