“ざえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ザエ
語句割合
72.7%
学芸9.1%
才智9.1%
田舎9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちのうへの源氏の物語人に読ませ給ひつつ聞しめしけるに、この人は日本紀にほんぎをこそよみ給へけれ、まことざえ有べしとのたまはせけるを……
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ささなみの大津の宮に人となり、唐土もろこし学芸ざえいたり深く、からうたも、此国ではじめて作られたは、大友ノ皇子か、其とも此お方か、と申し伝えられる御方。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
容姿かたち才智ざえも世にすぐれてめでたき人、面影は誰にも美しい思出を残している女史は、数えれば六年むとせ前、明治四十三年に三十六歳を年の終りにして
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「やっぱり、田舎ざえの方ががすかな?」
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)