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才
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ざえ
ふりがな文庫
“
才
(
ざえ
)” の例文
縱令
(
よしや
)
色は衰ふとも、才情はむかしのまゝなるべし。かへす/″\も
惡
(
にく
)
むべきはベルナルドオが忍びて彼
才
(
ざえ
)
彼情を棄てつるなる哉。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
うちのうへの源氏の物語人に読ませ給ひつつ聞しめしけるに、この人は
日本紀
(
にほんぎ
)
をこそよみ給へけれ、まこと
才
(
ざえ
)
有べしとのたまはせけるを……
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
新しい唐の制度の模倣ばかりして、
漢土
(
もろこし
)
の
才
(
ざえ
)
が、やまと心に入り替ったと
謂
(
い
)
われて居る此人が、こんな嬉しいことを言う。家持は、感謝したい気がした。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
「なお
才
(
ざえ
)
をもととしてこそ、
大和魂
(
やまとだましい
)
の世に用いらるるかたも強う
侍
(
はべ
)
らめ」です。分りますか?
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
げに言ふがひなき
才
(
ざえ
)
ならめど
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
あまりに惜しき
才
(
ざえ
)
なれば
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
アヌンチヤタの
才
(
ざえ
)
と色とは殆ど我をして狂せしめ、ララの理想めきたる美は魔力を吾頭上に加へ、並に皆我をしてその人を我物にせん願を起さしめしなり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
上つ方の郎女が、
才
(
ざえ
)
をお習い遊ばすと言うことが御座りましょうか。それは
近代
(
ちかつよ
)
、ずっと
下
(
しも
)
ざまのおなごの致すことと承ります。父君がどう
仰
(
おっしゃ
)
ろうとも、
父御
(
ててご
)
様のお話は御一代。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
戀も、
詩歌
(
しいか
)
も、
才
(
ざえ
)
も、名も
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
あまりに惜しき
才
(
ざえ
)
なれば
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
人々の聰明ぶり博識ぶりて、自ら處世の
才
(
ざえ
)
に
長
(
た
)
けたりげに振舞ふは、皆我が食客たるをもてにあらずや。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
そうした
闊達
(
かったつ
)
な、やまとごころの、赴くままにふるもうて居る間に、
才
(
ざえ
)
優れた
族人
(
うからびと
)
が、彼を乗り越して行くのに気がつかなかった。姫には叔父、彼——豊成には、さしつぎの弟、仲麻呂である。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
をんなの
才
(
ざえ
)
を奪はれて
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
『
才
(
ざえ
)
』の
青
(
あを
)
み。
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
“才”の意味
《名詞》
(サイ 古語:ざえ)あることに秀でた能力。
(出典:Wiktionary)
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
“才”を含む語句
秀才
如才
才能
御如才
猪口才
才槌
青二才
才高
俊才
四才
才女
才媛
才取
才覚
頓才
菅秀才
才智
才走
才伎
才蔵
...