“族人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ウカラビト60.0%
たびびと20.0%
うからびと20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうした闊達な、やまとごゝろの、赴くまゝにふるまうて居る間に、ザエ優れた族人ウカラビトが、彼を乘り越して行くのに氣がつかなかつた。姫には叔父彼——豐成には、さしつぎの弟、仲麻呂である。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
たとへば物思ふ異郷の族人たびびと、路にて知らざる人々に追及おひしき、ふりむきてこれをみれども、その足をとゞめざるごとく 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そうした闊達かったつな、やまとごころの、赴くままにふるもうて居る間に、ざえ優れた族人うからびとが、彼を乗り越して行くのに気がつかなかった。姫には叔父、彼——豊成には、さしつぎの弟、仲麻呂である。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)