“族王”の読み方と例文
読み方割合
エミア100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドイツ文の原文にえて、族王エミアが読めるようにというのでアフガニスタン語の翻訳をたずさえて行く。問題はこの訳文だった。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
あんまりひどいんで、ちょっといま、族王エミア様にお眼どおり願って御注意申し上げておきました。族王エミアさまはたいそう怒っていらっしゃる。どうもドイツ人はしからん。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
ドイツ政府は、アフガニスタンの族王エミアに秘密条約を申し込んでいた。幾折衝せっしょうを重ねたあげく、ようやく仮条約締結の段までぎつける。外務首脳部のほかだれも知らない密約である。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)