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折衝
ふりがな文庫
“折衝”の読み方と例文
読み方
割合
せっしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっしょう
(逆引き)
また、城方の方へも、数回往復して、
折衝
(
せっしょう
)
に努め、日も暮れごろに迫って、ようやく、和議の調印という運びにまで、
漕
(
こ
)
ぎつけたのであった。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
公権力を握った立場での政治的統合手段は宣示命令手段、禁圧対抗手段、
折衝
(
せっしょう
)
協力手段、
収攬
(
しゅうらん
)
手段、教化宣伝手段という風に分けることもできる(大石兵太郎)。
政治学入門
(新字新仮名)
/
矢部貞治
(著)
外国との
折衝
(
せっしょう
)
がこれほど面倒になってゆく世の中に、あの人物を山の中に送り込む当局者の気が知れない、駒井を甲州へやるのは舟を山へ送るのと同じで、しかもその舟も
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
折衝(せっしょう)の例文をもっと
(12作品)
見る
“折衝”の意味
《名詞》
折 衝(せっしょう)
戦いにおいて敵側との衝突を矛先を挫くように防ぐこと。
駆け引きをしながら交渉すること。
(出典:Wiktionary)
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
衝
常用漢字
中学
部首:⾏
15画
“折”で始まる語句
折
折角
折檻
折々
折柄
折敷
折鞄
折助
折悪
折節
検索の候補
御折衝
樽爼折衝
“折衝”のふりがなが多い著者
火野葦平
吉川英治
牧逸馬
中里介山
海野十三