“折衝”の読み方と例文
読み方割合
せっしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、城方の方へも、数回往復して、折衝せっしょうに努め、日も暮れごろに迫って、ようやく、和議の調印という運びにまで、ぎつけたのであった。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
公権力を握った立場での政治的統合手段は宣示命令手段、禁圧対抗手段、折衝せっしょう協力手段、収攬しゅうらん手段、教化宣伝手段という風に分けることもできる(大石兵太郎)。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
外国との折衝せっしょうがこれほど面倒になってゆく世の中に、あの人物を山の中に送り込む当局者の気が知れない、駒井を甲州へやるのは舟を山へ送るのと同じで、しかもその舟も