“せっしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
殺生77.8%
折衝12.1%
摂政8.1%
接踵2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もうよかろう、それ位ありゃ、さかなにゃ十分じゃ、いいかげんに、無益むえき殺生せっしょうはやめようじゃないか」
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「お前さんも又、殺生せっしょうなことまでして何故なぜ人間になりたいのだ、そんなことは、ふっつり思い切ったらどうだ」
ある神主の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「先頃から両軍のあいだに、和睦わぼくの内談がすすめられ、愚衲ぐのうがその折衝せっしょうに当って、数次、羽柴方と会見しておりましたが」
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
やがて相談がまとまったと見え、三人は臼井の方へ戻って来た。川北老が代表者となって折衝せっしょうの任にくものと見えた。果然彼は発言した。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
副将軍むしろ摂政せっしょうというような格式で諸侯の拝賀まで要求する、どこまで勢いに乗って行けるか、ともかく最後は戦争だ。
家康 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
孝謙天皇は女帝であらせられたので、いきおい光明太后が摂政せっしょうされ、紫微中台より令旨りょうじは発せられるようになった。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
沼南のような多忙な政治家が日に接踵せっしょうする地方の有志家を撃退すると同じコツで我々閑人を遇するは決して無理はない。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
その後、大槻玄沢げんたく、宇田川槐園かいえん継起けいきし、降りて天保弘化の際にいたり、宇田川榛斎しんさい父子、坪井信道、箕作阮甫げんぽ、杉田成卿せいけい兄弟および緒方洪庵等、接踵せっしょう輩出せり。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)