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族滅
ふりがな文庫
“族滅”の読み方と例文
読み方
割合
ぞくめつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞくめつ
(逆引き)
匈奴
(
きょうど
)
の
右校王
(
うこうおう
)
たる
李陵
(
りりょう
)
の心はいまだにハッキリしない。母妻子を
族滅
(
ぞくめつ
)
された
怨
(
うら
)
みは
骨髄
(
こつずい
)
に徹しているものの、
自
(
みずか
)
ら兵を率いて漢と戦うことができないのは、先ごろの経験で明らかである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
……拙者といたしては、天国の剣をもって、貴殿はじめ、伊東家の一族を、
族滅
(
ぞくめつ
)
いたしたいのでござる。……とはいえ、ああまで大切そうに、お浦殿が抱きしめている天国を、もぎ取るも気の毒。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
族滅(ぞくめつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“族滅(族誅)”の解説
族誅(ぞくちゅう)または族滅(ぞくめつ)、前近代における死刑の一つで、封建国家においてクーデターの未遂など王権を脅かす重罪を犯した者に、罪人自身のみならずその一族にも死罪を及ぼさせることである。
中国の史書にもっともよく現れ、東アジア特有のものだと思われがちだが、ローマや中東など地域に限らず世界各地において行われていた。
(出典:Wikipedia)
族
常用漢字
小3
部首:⽅
11画
滅
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“族滅”の関連語
誅殺
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族
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