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ぞくめつ
ふりがな文庫
“ぞくめつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
族滅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
族滅
(逆引き)
匈奴
(
きょうど
)
の
右校王
(
うこうおう
)
たる
李陵
(
りりょう
)
の心はいまだにハッキリしない。母妻子を
族滅
(
ぞくめつ
)
された
怨
(
うら
)
みは
骨髄
(
こつずい
)
に徹しているものの、
自
(
みずか
)
ら兵を率いて漢と戦うことができないのは、先ごろの経験で明らかである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
……拙者といたしては、天国の剣をもって、貴殿はじめ、伊東家の一族を、
族滅
(
ぞくめつ
)
いたしたいのでござる。……とはいえ、ああまで大切そうに、お浦殿が抱きしめている天国を、もぎ取るも気の毒。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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