“たびびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旅人87.8%
旅客7.3%
族人1.2%
族客1.2%
行旅1.2%
行路者1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しいおさまがいられて、いい音楽音色が、もしているということだ。」と、また一人旅人がいっていました。
お姫さまと乞食の女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
肺結核! 茫々たる野原にただひとり立つ旅客の、頭上に迫り来る夕立雲のまっ黒きを望める心こそ、もしや、もしやとその病を待ちし浪子の心なりけれ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
たとへば物思ふ異郷の族人、路にて知らざる人々に追及き、ふりむきてこれをみれども、その足をとゞめざるごとく 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
誰か知る、山の腰低く垂れて翼なき族人もなほ登るをうるは何方なるやを。 五二—五四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
あゝわが兄弟よ、我等は皆一のの都の民なり、汝のいへるは族客となりてイタリアに住める者のことならむ。 九四—九六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
『予章記』に、呉猛が殺せし大蛇は、十余丈で道を過ぐる者を、気で吸い取り呑んだので、行旅断絶した。『博物志』に、天門山に大巌壁あり、直上数千、草木も連なり雲霧掩蔽す。
この教えによっても判るように、苦労は、これを避けて楽なところへ逃げ出すのもいけないが、さればと言って苦労にりつき、これに蝕まれるのも正しい人生の行路者ではありません。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)