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たびびと
ふりがな文庫
“
旅人
(
たびびと
)” の例文
堀川百首
(
ほりかはひやくしゆ
)
兼昌
(
かねまさ
)
の哥に、「
初深雪
(
はつみゆき
)
降
(
ふり
)
にけらしなあらち山
越
(
こし
)
の
旅人
(
たびびと
)
輴
(
そり
)
にのるまで」この哥をもつても我国にそりをつかふの
古
(
ふるき
)
をしるべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
美
(
うつく
)
しいお
姫
(
ひめ
)
さまがいられて、いい
音楽
(
おんがく
)
の
音色
(
ねいろ
)
が、
夜
(
よる
)
も
昼
(
ひる
)
もしているということだ。」と、また
他
(
た
)
の
一人
(
ひとり
)
の
旅人
(
たびびと
)
がいっていました。
お姫さまと乞食の女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
旅人
(
たびびと
)
たちはしずかに
席
(
せき
)
に
戻
(
もど
)
り、
二人
(
ふたり
)
も
胸
(
むね
)
いっぱいのかなしみに
似
(
に
)
た新しい
気持
(
きも
)
ちを、何気なくちがった
語
(
ことば
)
で、そっと
談
(
はな
)
し合ったのです。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ここに草の
庵
(
いおり
)
を結んで、
謀叛
(
むほん
)
人と呼ばれた父の
菩提
(
ぼだい
)
を
弔
(
とむら
)
いながら、往き来の
旅人
(
たびびと
)
に甘酒を施していた。比丘尼塚の
主
(
ぬし
)
はこの尼であると。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
丁度
(
ちやうど
)
、お
隣
(
とな
)
りで
美濃
(
みの
)
の
國
(
くに
)
の
方
(
はう
)
から
木曽路
(
きそぢ
)
へ
入
(
はひ
)
らうとする
旅人
(
たびびと
)
のためには、
一番
(
いちばん
)
最初
(
さいしよ
)
の
入口
(
いりぐち
)
のステエシヨンにあたつて
居
(
ゐ
)
たのが
馬籠驛
(
まごめえき
)
です。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
先程見た一人の
旅人
(
たびびと
)
はこの遍路であつたのだから、遍路は
彼此
(
かれこれ
)
三十分も
此処
(
ここ
)
に休んで居るのであつた。遍路は眼が悪いといふことを云つた。
遍路
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
千葉
(
ちば
)
、
埼玉
(
さいたま
)
、あの
大河
(
たいが
)
の
流域
(
りうゐき
)
を
辿
(
たど
)
る
旅人
(
たびびと
)
は、
時々
(
とき/″\
)
、
否
(
いや
)
、
毎日
(
まいにち
)
一
(
ひと
)
ツ
二
(
ふた
)
ツは
度々
(
たび/″\
)
此
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
に
出會
(
でつくは
)
します。
此
(
これ
)
を
利根
(
とね
)
の
忘
(
わす
)
れ
沼
(
ぬま
)
、
忘
(
わす
)
れ
水
(
みづ
)
と
呼
(
よ
)
んで
居
(
ゐ
)
る。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今斯うして
旅人
(
たびびと
)
になって既に東京を離れた心持で見渡すに、僕の生れたところは決して日頃受けている印象ほど汚い
市
(
まち
)
でない。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
じゅうぶんな
手当
(
てあ
)
てをしたのであるが、そういう
縁故
(
えんこ
)
をもたぬ貧乏な
旅人
(
たびびと
)
には、旅は誠にういものつらいものであった。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そして、かれもまた、カアーン、カアーンと、
地蔵菩薩
(
じぞうぼさつ
)
に
鉦
(
かね
)
を
手向
(
たむ
)
けながら、すすきを
分
(
わ
)
ける
旅人
(
たびびと
)
のひとりとなって、いずこともなく歩きだした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「王様の
宮殿
(
きゅうでん
)
は、美しいけれど、大理石の
建物
(
たてもの
)
がないのは、玉にきずだとある
旅人
(
たびびと
)
が
申
(
もう
)
していました。大理石の
塔
(
とう
)
でもたてられてはいかがですか?」
巨男の話
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
アノ
何
(
なに
)
か
素裸体
(
すつぱだか
)
で物置きの中に
棒縛
(
ぼうしば
)
りになつて
居
(
ゐ
)
るものがあるが、あれは
何
(
なん
)
だね。亭「あれは
何
(
なん
)
で、
旅人
(
たびびと
)
でございます。僧「
何
(
なに
)
を悪い事をしたのだえ。 ...
詩好の王様と棒縛の旅人
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
淋
(
さび
)
し
気
(
げ
)
に馬上の身を
旅合羽
(
たびがっぱ
)
にくるませたる
旅人
(
たびびと
)
の
後
(
あと
)
よりは、同じやうなる
笠
(
かさ
)
冠
(
かむ
)
りし数人の旅人相前後しつつ
茶汲女
(
ちゃくみおんな
)
の
彳
(
たたず
)
みたる
水茶屋
(
みずちゃや
)
の前を歩み行けり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
初め立戻り皆々
爐
(
ろ
)
の
端
(
はた
)
へ集まりぬ此時左京は大膳に向ひ貴殿の
御異見
(
ごいけん
)
に
隨
(
したが
)
はず
我意
(
がい
)
に
募
(
つのり
)
て參りしか此雪で往來には
半人
(
はんにん
)
の
旅客
(
りよかく
)
もなし夫ゆゑ
諸方
(
しよはう
)
を
駈廻
(
かけまは
)
り漸く一人の
旅人
(
たびびと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
森のはずれの
丘
(
おか
)
のそばにあった小さな小屋などは、
疲
(
つか
)
れきった
旅人
(
たびびと
)
ならだれでも大よろこびをして、
泊
(
と
)
めてもらうところですが、ニールスたちは気にもとめませんでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
子供らしい私は、
故郷
(
ふるさと
)
を離れても、まだ心の眼で、懐かしげに故郷の家を望んでいました。固よりそこにはまだ自分の帰るべき家があるという
旅人
(
たびびと
)
の心で望んでいたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
故郷に入れられなかった両親を持つ私は、したがって旅が古里であった。それ故、宿命的に
旅人
(
たびびと
)
である私は、この恋いしや古里の歌を、随分侘しい気持ちで習ったものであった。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
(おれは
旅人
(
たびびと
)
らしい。わが家は、きっと、遠い
広東
(
カントン
)
省かどこかにあるのであろう)
英本土上陸戦の前夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
壽永三年三月の末、
夕暮
(
ゆふぐれ
)
近
(
ちか
)
き頃、
紀州
(
きしゆう
)
高野山を
上
(
のぼ
)
り行く二人の
旅人
(
たびびと
)
ありけり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
駕籠
(
かご
)
に
乘
(
の
)
つて
行
(
ゆ
)
かうかと
思
(
おも
)
つたけれど、それも
大層
(
たいそう
)
だし、
長閑
(
のどか
)
な
春日和
(
はるびより
)
を、
麥畑
(
むぎばたけ
)
の
上
(
うへ
)
に
舞
(
ま
)
ふ
雲雀
(
ひばり
)
の
唄
(
うた
)
を
聽
(
き
)
きつゝ、
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶ
)
りで
旅人
(
たびびと
)
らしい
脚絆
(
きやはん
)
の
足
(
あし
)
を
運
(
はこ
)
ぶのも
面白
(
おもしろ
)
からう、
何
(
な
)
んの六
里
(
り
)
ぐらゐの
田舍路
(
ゐなかみち
)
を
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
札所
(
ふだしよ
)
めぐりの
旅人
(
たびびと
)
は、すゞろ
家族
(
うから
)
や
忍
(
しの
)
ぶらむ
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
ああわたしは一人の
旅人
(
たびびと
)
か
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
旅人
(
たびびと
)
の
眼
(
まなこ
)
をくりて、夕されば
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
旅人
(
たびびと
)
の
胸
(
むね
)
に
觸
(
ふ
)
れたり
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
まだうら若き
旅人
(
たびびと
)
の
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
堀川百首
(
ほりかはひやくしゆ
)
兼昌
(
かねまさ
)
の哥に、「
初深雪
(
はつみゆき
)
降
(
ふり
)
にけらしなあらち山
越
(
こし
)
の
旅人
(
たびびと
)
輴
(
そり
)
にのるまで」この哥をもつても我国にそりをつかふの
古
(
ふるき
)
をしるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
旅人
(
たびびと
)
は、それと
反対
(
はんたい
)
に
山
(
やま
)
について、だんだん
奥
(
おく
)
に
深
(
ふか
)
く
入
(
はい
)
ってゆきました。
山々
(
やまやま
)
にはみかんが、まだなっているところもありました。
島の暮れ方の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それですから、北上川の
岸
(
きし
)
からこの高原の方へ行く
旅人
(
たびびと
)
は、高原に近づくに
従
(
したが
)
って、だんだんあちこちに
雷神
(
らいじん
)
の
碑
(
ひ
)
を見るようになります。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
お
墓
(
はか
)
へ
行
(
い
)
く
道
(
みち
)
は、
村
(
むら
)
のものだけが
通
(
とほ
)
る
道
(
みち
)
です。
旅人
(
たびびと
)
の
知
(
し
)
らない
道
(
みち
)
です。
田畠
(
たはたけ
)
に
出
(
で
)
て
働
(
はたら
)
く
人達
(
ひとたち
)
の
見
(
み
)
える
樂
(
たの
)
しい
靜
(
しづ
)
かな
道
(
みち
)
です。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
扶
(
たす
)
け起こすと、心なき
旅人
(
たびびと
)
かな。朝がけに禁制の峠を越したのであった。峰では何事もなかったが、坂で、
躓
(
つまず
)
いて転んだはずみに、あれと
喚
(
わめ
)
く。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なみの
旅人
(
たびびと
)
のはかどるよりは数日もはやく
里数
(
りすう
)
をとって、
間
(
ま
)
もなく、
家康
(
いえやす
)
の
領地
(
りょうち
)
、
遠江
(
とおとうみ
)
の国へ近づいてきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
久助君のたましいは、長い悲しみの
連鎖
(
れんさ
)
のつづきを、くたびれはてながら
旅人
(
たびびと
)
のようにたどっていた。
川
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
見かけ
救
(
すく
)
ひ
呉
(
くれ
)
候樣申候此時始めて
顏
(
かほ
)
を見候へば五ヶ年以前私し
實家
(
じつか
)
柏原宿の森田屋方へ泊りし
旅人
(
たびびと
)
にてと夫より其
節
(
せつ
)
のことども
委
(
くは
)
しく申立後父銀五郎
病死
(
びやうし
)
致せしより其所を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
旅人
(
たびびと
)
の
宿
(
やど
)
りせむ
野
(
ぬ
)
に
霜
(
しも
)
降
(
ふ
)
らば
吾
(
わ
)
が
子
(
こ
)
羽
(
は
)
ぐくめ
天
(
あめ
)
の
鶴群
(
たづむら
)
〔巻九・一七九一〕 遣唐使随員の母
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
杉の林は尽きて、さらに
雑木
(
ぞうき
)
の林となりました。路のはたには秋の花が咲き乱れて、
芒
(
すすき
)
の青い葉は
旅人
(
たびびと
)
の袖にからんで引き止めようとします。どこやらでは
鶯
(
うぐいす
)
が鳴いています。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
四日目の朝いつものように七時前に
家
(
うち
)
を出て
観音
(
かんのん
)
の
境内
(
けいだい
)
まで歩いて来たが、長吉はまるで疲れきった
旅人
(
たびびと
)
が
路傍
(
みちばた
)
の石に腰をかけるように、本堂の横手のベンチの上に腰を
下
(
おろ
)
した。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
私は
旅人
(
たびびと
)
だ
展望
(旧字旧仮名)
/
福士幸次郎
(著)
旅人
(
たびびと
)
に
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
旅人
(
たびびと
)
は、この
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いているうちに、
自分
(
じぶん
)
が
子供
(
こども
)
の
時分
(
じぶん
)
、ちょうど、それと
同
(
おな
)
じように、
般若
(
はんにゃ
)
の
面
(
めん
)
をほしがったことを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しました。
般若の面
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はら/\と
立
(
た
)
つて、うしろの
藁屋
(
わらや
)
の
梅
(
うめ
)
に
五六羽
(
ごろつぱ
)
、
椿
(
つばき
)
に
四五羽
(
しごは
)
、ちよツちよツと、
旅人
(
たびびと
)
を
珍
(
めづら
)
しさうに、くちばしを
向
(
む
)
けて
共音
(
ともね
)
にさへづつたのである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ほんの通りかかりの二人の
旅人
(
たびびと
)
とは見えますが、
実
(
じつ
)
はお互がどんなものかもよくわからないのでございます。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
見れば
北側
(
きたがわ
)
の
矢来
(
やらい
)
そと、人かげまばらなあとにのこって、なにかヒソヒソとささやき合ってる
旅人
(
たびびと
)
がある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
街道
(
かいだう
)
を
通
(
とほ
)
る
旅人
(
たびびと
)
は
誰
(
たれ
)
でもその
休茶屋
(
やすみぢやや
)
で
休
(
やす
)
んで
行
(
ゆ
)
くと
見
(
み
)
えて、お
猿
(
さる
)
さんもよく
人
(
ひと
)
に
慣
(
な
)
れて
居
(
ゐ
)
ました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
春のあたたかい日のこと、わたし
舟
(
ぶね
)
にふたりの小さな子どもをつれた女の
旅人
(
たびびと
)
がのりました。
飴だま
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
幸ひ
麓
(
ふもと
)
の往來へ
罷出
(
まかりいで
)
一當
(
ひとあて
)
あてんと
存
(
ぞん
)
ずるなり就ては御手下を我等に
暫時
(
ざんじ
)
貸給
(
かしたま
)
へ
一手柄
(
ひとてがら
)
顯
(
あら
)
はし申さんと云ふ大膳
斯
(
かく
)
と聞て左京殿に我手を
貸
(
かす
)
はいと易けれど此大雪では
旅人
(
たびびと
)
も
尾羽
(
をは
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
四日目の朝いつものやうに七時前に
家
(
うち
)
を出て
観音
(
くわんおん
)
の
境内
(
けいだい
)
まで歩いて来たが、
長吉
(
ちやうきち
)
はまるで疲れきつた
旅人
(
たびびと
)
が
路傍
(
みちばた
)
の石に
腰
(
こし
)
をかけるやうに、本堂の
横手
(
よこて
)
のベンチの上に
腰
(
こし
)
を
下
(
おろ
)
した。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
僕らもそこで
暫時
(
ざんじ
)
休んだ。遍路は昨日のと違って未だ若い青年である。先ほど見た一人の
旅人
(
たびびと
)
はこの遍路であったのだから、遍路はかれこれ三十分も
此処
(
ここ
)
に休んでいるのであった。
遍路
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
こういう
旅人
(
たびびと
)
は小田原や三島の駅にさまよっていて、武家の家来に幾らかの
賄賂
(
わいろ
)
をつかって、自分も臨時にその家来の一人に加えて貰って、無事に箱根の関を越そうというのである。
半七捕物帳:14 山祝いの夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
旅人
(
たびびと
)
は
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
少年
(
しょうねん
)
が、
歩
(
ある
)
いていくと、
旅人
(
たびびと
)
は、にっこりと
笑
(
わら
)
いました。
少年
(
しょうねん
)
は、やさしい、どこかのおじさんだと
思
(
おも
)
うと、
急
(
きゅう
)
になつかしくなりました。
その日から正直になった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“旅人”で始まる語句
旅人宿
旅人体
旅人根性
旅人風体
旅人用手形帳