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尾羽
ふりがな文庫
“尾羽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おは
53.1%
をは
18.4%
をば
14.3%
おば
8.2%
おばね
4.1%
をばね
2.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おは
(逆引き)
しかしどうやら
尾羽
(
おは
)
打ち枯らした、みすぼらしい浪人のようすである。少しばかり酒気も帯びているらしくて、歩く足つきが定まらない。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
尾羽(おは)の例文をもっと
(26作品)
見る
をは
(逆引き)
また、「うち靡く春さり来れば
小竹
(
しぬ
)
の
末
(
うれ
)
に
尾羽
(
をは
)
うち
触
(
ふ
)
りて鶯鳴くも」(同・一八三〇)というのもあり、これも鶯の行為をこまかく云っている。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
尾羽(をは)の例文をもっと
(9作品)
見る
をば
(逆引き)
水門のほうへゆるく弧をひろげた池の
隈
(
くま
)
の、そこだけが夕陽で茜色に染まった
乱杭石
(
らんぐいせき
)
のうえに、
煤
(
すす
)
ぼけた
真鶴
(
まなづる
)
が一羽、しょんぼりと
尾羽
(
をば
)
を垂れて立っている。冬木は
西林図
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
尾羽(をば)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
おば
(逆引き)
と、油紙に火がついたようにまくし立てながら、足もとに落ちていた鳥の
尾羽
(
おば
)
のようなものを拾いあげて藤波のほうへ差しだし
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
尾羽(おば)の例文をもっと
(4作品)
見る
おばね
(逆引き)
二
羽
(
わ
)
のこの美しい水鳥はお互いに心いっぱいに愛の喜びを感じているとみえて、小さい二つの
尾羽
(
おばね
)
はきそうようにふられていた。
おしどり
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
尾羽(おばね)の例文をもっと
(2作品)
見る
をばね
(逆引き)
青空や
孔雀
(
くじやく
)
の
尾羽
(
をばね
)
、——
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
尾羽(をばね)の例文をもっと
(1作品)
見る
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
“尾羽”の関連語
下尾筒
“尾羽”で始まる語句
尾羽打枯
尾羽張
尾羽張神
尾羽根
検索の候補
尾羽打枯
尾羽張
尾羽根
立尾羽
尾羽張神
色薄尾羽
羽尾
羽根尾長門守
“尾羽”のふりがなが多い著者
イワン・ツルゲーネフ
林不忘
近松秋江
三上於菟吉
壺井栄
蒲原有明
吉川英治
三遊亭円朝
作者不詳
上田敏