“尾羽”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
おは51.3%
をは20.5%
をば15.4%
おば7.7%
おばね2.6%
をばね2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“尾羽”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
文学 > ドイツ文学 > 詩15.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
打なび(き)春さり来ればさゝのうれ(小竹〈しの〉の芽〈め〉)尾羽おはふり(触れ)て鶯鳴くも (巻十、春雑)
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
板の新しいだけ、なおさらやすっぽく、尾羽おはらした、糟谷かすやの心のすさみがありありとまれる。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
廿七年來、誠に融通のきかなかつた舊幕人たちが、しかも尾羽をはち枯らした連中が刀を貰ひにくるのだ。
日本橋あたり (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
また、「うち靡く春さり来れば小竹しぬうれ尾羽をはうちりて鶯鳴くも」(同・一八三〇)というのもあり、これも鶯の行為をこまかく云っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
尾羽をば矢羽根やばねよ、鳴くつる
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
ればみを。尾羽をばがろさのともすれば、
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
と、油紙に火がついたようにまくし立てながら、足もとに落ちていた鳥の尾羽おばのようなものを拾いあげて藤波のほうへ差しだし、
ところで、極彩色の孔雀くじゃくがきらきらと尾羽おばまるくひろげた夏の暑熱しょねつと光線とは、この旅にある父と子とをすくなからず喜ばせた。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)
夫人は、この青年を、彼女の「足下あしもと」にひざまずかせようという意図でもあるように夫人の片言微笑には、孔雀くじゃく尾羽おばねを、一杯に広げたような勿体もったいぶった風情があり、華やかな巧緻なこびに溢れていた。
貞操問答 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
青空や孔雀くじやく尾羽をばね、——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)