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尾羽
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おば
ふりがな文庫
“
尾羽
(
おば
)” の例文
と、油紙に火がついたようにまくし立てながら、足もとに落ちていた鳥の
尾羽
(
おば
)
のようなものを拾いあげて藤波のほうへ差しだし
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ところで、極彩色の
孔雀
(
くじゃく
)
がきらきらと
尾羽
(
おば
)
を
円
(
まる
)
くひろげた夏の
暑熱
(
しょねつ
)
と光線とは、この旅にある父と子とを
少
(
すくな
)
からず喜ばせた。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
「ふん——ちゃちな面だなあ、陣幕や小野川の腕でぶたれたんなら知らぬこと、この
尾羽
(
おば
)
打枯らした神尾の
痩腕
(
やせうで
)
が、そんなにこたえるかい、一つぶたせりゃ十両になるんだ、この神尾の痩腕で……」
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
靡
(
なび
)
け行く、
雉子
(
きじ
)
の
尾羽
(
おば
)
ネの駒飾り
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
“尾羽”で始まる語句
尾羽打枯
尾羽張
尾羽張神
尾羽根