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痩腕
ふりがな文庫
“痩腕”の読み方と例文
読み方
割合
やせうで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やせうで
(逆引き)
自分も
痩腕
(
やせうで
)
で農業を覚えるのだ、お前に農業を仕込んでもらうことが、わしの事業の第一歩の学問だからよろしく頼む、と言われた。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
工場におけるその
痩腕
(
やせうで
)
の稼ぎから生み出した賃銀に由って自己の衣食を支え、それを以て家長の厄介を
尠
(
すくな
)
くしているだけでも
激動の中を行く
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
譲
(
ゆず
)
り受けて
痩腕
(
やせうで
)
ながら一家の生計を支えて行った佐助はなぜ正式に彼女と結婚しなかったのか春琴の自尊心が今もそれを
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
痩腕(やせうで)の例文をもっと
(14作品)
見る
痩
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
“痩”で始まる語句
痩
痩躯
痩形
痩我慢
痩馬
痩身
痩肉
痩衰
痩浪人
痩立
“痩腕”のふりがなが多い著者
中里介山
小島烏水
三遊亭円朝
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
幸田露伴
泉鏡花
夏目漱石
与謝野晶子
山本周五郎