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痩肉
ふりがな文庫
“痩肉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やせじし
63.6%
そうにく
9.1%
やせぎす
9.1%
やせじゝ
9.1%
やせにく
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やせじし
(逆引き)
当年十六歳にしては、少し幼く見える、
痩肉
(
やせじし
)
の小娘である。しかしこれはちとの
臆
(
おく
)
する
気色
(
けしき
)
もなしに、一部始終の陳述をした。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
痩肉(やせじし)の例文をもっと
(7作品)
見る
そうにく
(逆引き)
骨太なわりには、
痩肉
(
そうにく
)
の方である。
顎
(
あぎと
)
のつよい線や、長すぎるほど長い眉毛だの、大きな
鼻梁
(
びりょう
)
が、どこか
暢
(
のん
)
びり間のびしているところなど、これは西の顔でもなし、京顔でもない。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
痩肉(そうにく)の例文をもっと
(1作品)
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やせぎす
(逆引き)
奥坐舗の長手の
火鉢
(
ひばち
)
の
傍
(
かたわら
)
に年配四十
恰好
(
がっこう
)
の
年増
(
としま
)
、些し
痩肉
(
やせぎす
)
で色が浅黒いが、
小股
(
こまた
)
の
切上
(
きりあが
)
ッた、
垢抜
(
あかぬ
)
けのした、何処ともでんぼう
肌
(
はだ
)
の、
萎
(
すが
)
れてもまだ見所のある花。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
痩肉(やせぎす)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
やせじゝ
(逆引き)
この
痩肉
(
やせじゝ
)
の、色の蒼白い喜助の樣子を見るに、いかにも神妙に、いかにもおとなしく、自分をば公儀の役人として敬つて、何事につけても逆はぬやうにしてゐる。
高瀬舟
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
痩肉(やせじゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やせにく
(逆引き)
なるほど、これは肥え太った美肉とは言えないが、骨附きの
痩肉
(
やせにく
)
ではあるが、肉は肉に相違ない。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
痩肉(やせにく)の例文をもっと
(1作品)
見る
痩
常用漢字
中学
部首:⽧
12画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“痩”で始まる語句
痩
痩躯
痩形
痩我慢
痩馬
痩身
痩腕
痩衰
痩浪人
痩立
検索の候補
肉痩
“痩肉”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
森鴎外
中里介山
吉川英治