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やせぎす
ふりがな文庫
“やせぎす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
痩躯
14.3%
痩削
14.3%
痩型
14.3%
痩繊
14.3%
痩肉
14.3%
痩身
14.3%
痩骨
14.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
痩躯
(逆引き)
ジュウジュウと音を立てて暗くなって来た、私はその音に
不図
(
ふと
)
何心
(
なにごころ
)
なく眼が覚めて、
一寸
(
ちょいと
)
寝返りをして横を見ると、
呀
(
アッ
)
と
吃驚
(
びっくり
)
した、自分の
直
(
す
)
ぐ
枕許
(
まくらもと
)
に、
痩躯
(
やせぎす
)
な
膝
(
ひざ
)
を
台洋燈
(
だいランプ
)
の
傍
(
わき
)
に出して
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
苦しみながらに眼を無理に
睜
(
みは
)
って、女の顔を見てやろうとしたが、
矢張
(
やっぱり
)
お
召縮緬
(
めしちりめん
)
の
痩躯
(
やせぎす
)
な
膝
(
ひざ
)
と、紫の帯とが見ゆるばかりで、
如何
(
どう
)
しても頭が枕から上らないから、それから上は何にも解らない
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
やせぎす(痩躯)の例文をもっと
(1作品)
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痩削
(逆引き)
すらりとした
痩削
(
やせぎす
)
な細君はやがてきまりがわるさうにして、ビスケツトを入れた菓子器などをそこに運んで来た。
モウタアの輪
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
やせぎす(痩削)の例文をもっと
(1作品)
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痩型
(逆引き)
丈
(
せい
)
はスラリとして
痩型
(
やせぎす
)
の色の白い、張りのいい細目の男らしい、鼻の高い、私の眼からも
惚
(
ほ
)
れ
惚
(
ぼ
)
れとするような、
嫉
(
ねた
)
ましいほどの美男子であった。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
やせぎす(痩型)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
痩繊
(逆引き)
すると、三十近くの
痩繊
(
やせぎす
)
の、目の鋭い無愛相な
上
(
かみ
)
さんが
框
(
かまち
)
ぎわへ立ってきて、まず私の姿をジロジロ眺めたものだ。そうして懐手をしたまま
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
やせぎす(痩繊)の例文をもっと
(1作品)
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痩肉
(逆引き)
奥坐舗の長手の
火鉢
(
ひばち
)
の
傍
(
かたわら
)
に年配四十
恰好
(
がっこう
)
の
年増
(
としま
)
、些し
痩肉
(
やせぎす
)
で色が浅黒いが、
小股
(
こまた
)
の
切上
(
きりあが
)
ッた、
垢抜
(
あかぬ
)
けのした、何処ともでんぼう
肌
(
はだ
)
の、
萎
(
すが
)
れてもまだ見所のある花。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
やせぎす(痩肉)の例文をもっと
(1作品)
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痩身
(逆引き)
紳士の前に
痩身
(
やせぎす
)
の骨の引き締った三十前後の男が
茶縞
(
ちゃじま
)
の背広に
脚袢
(
きゃはん
)
という身軽な
装束
(
いでたち
)
で突き立ったまま眼を光らしている。
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
やせぎす(痩身)の例文をもっと
(1作品)
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痩骨
(逆引き)
僕は暫し目を
睜
(
みは
)
りて、
訝
(
いぶか
)
しげに我を見居たるが、さてはあの
痩骨
(
やせぎす
)
を尋ね給ふか、檀那は別に御用ありての事なるべければ、
案内
(
あない
)
しまゐらせん、されどこれも歸らんは一時間の後なるべし
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
やせぎす(痩骨)の例文をもっと
(1作品)
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