“尾羽打枯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おはうちから50.0%
おはうちか25.0%
おばうちか25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殊更寒い昨夜ゆうべは雨が降り、くの如く尾羽打枯おはうちからして梶棒につかまって歩るいたって、雨で乗手が少ない、寒くって耐らんから酒を飲むと、自然と車の輪代はだいがたまって
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「女子供の下駄はたいてい同じようなものだ、それがどうした。——尾羽打枯おはうちからしているがこれでも武士の端くれだぞ。何のために人の家へ入った。まずそれを言えッ」
古い背広に山羊髥やぎひげ、不精な長髪、なんとなく尾羽打枯おばうちからした風体ふうていですが、いうことは妙に皮肉で虚無的で、そのくせ真剣さがあります。