“打枯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うちか50.0%
うちから50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酔「くどい、見れば立派なお侍、御直参(ごじきさん)か何(いず)れの御藩中(ごはんちゅう)かは知らないが尾羽(おは)打枯(うちか)らした浪人と侮(あなど)り失礼至極、愈々(いよ/\)勘弁がならなければどうする」
「女子供の下駄は大抵(たいてい)同じやうなものだ、それが何うした。——尾羽(をは)打枯(うちか)らして居るがこれでも武士の端くれだぞ。何んの爲に人の家へ入つた。先づそれを言へツ」
水馴棹(みなれざお)を取落さぬばかりに驚いて、「あっ!」と舌を捲かしめた先方の人影というものは、よく見る尾羽(おは)打枯(うちから)した浪人姿で、編笠をかぶって謡をうたったり
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
貴方は何(なん)たるお方かなア、大金を人に恵むに板の間へ手を突いて、失礼の段は詫ると云う、誠に千万忝(かたじ)けのうござる、只今の身の上では一両の金でも貸人(かして)のない尾羽(おは)打枯(うちから)した庄左衞門に
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)