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打枯
ふりがな文庫
“打枯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちか
50.0%
うちから
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちか
(逆引き)
酔「くどい、見れば立派なお侍、
御直参
(
ごじきさん
)
か
何
(
いず
)
れの
御藩中
(
ごはんちゅう
)
かは知らないが
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちか
)
らした浪人と
侮
(
あなど
)
り失礼至極、
愈々
(
いよ/\
)
勘弁がならなければどうする」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「女子供の下駄は
大抵
(
たいてい
)
同じやうなものだ、それが何うした。——
尾羽
(
をは
)
打枯
(
うちか
)
らして居るがこれでも武士の端くれだぞ。何んの爲に人の家へ入つた。先づそれを言へツ」
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
打枯(うちか)の例文をもっと
(4作品)
見る
うちから
(逆引き)
水馴棹
(
みなれざお
)
を取落さぬばかりに驚いて、「あっ!」と舌を捲かしめた先方の人影というものは、よく見る
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちから
)
した浪人姿で、編笠をかぶって謡をうたったり
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
貴方は
何
(
なん
)
たるお方かなア、大金を人に恵むに板の間へ手を突いて、失礼の段は詫ると云う、誠に千万
忝
(
かたじ
)
けのうござる、只今の身の上では一両の金でも
貸人
(
かして
)
のない
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちから
)
した庄左衞門に
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打枯(うちから)の例文をもっと
(4作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
検索の候補
尾羽打枯
“打枯”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三遊亭円朝
作者不詳
林不忘
中里介山
吉川英治
野村胡堂