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打枯
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うちか
ふりがな文庫
“
打枯
(
うちか
)” の例文
酔「くどい、見れば立派なお侍、
御直参
(
ごじきさん
)
か
何
(
いず
)
れの
御藩中
(
ごはんちゅう
)
かは知らないが
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちか
)
らした浪人と
侮
(
あなど
)
り失礼至極、
愈々
(
いよ/\
)
勘弁がならなければどうする」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「女子供の下駄は
大抵
(
たいてい
)
同じやうなものだ、それが何うした。——
尾羽
(
をは
)
打枯
(
うちか
)
らして居るがこれでも武士の端くれだぞ。何んの爲に人の家へ入つた。先づそれを言へツ」
銭形平次捕物控:137 紅い扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
われを忘れたように両手を背後に組んで、円陣の外から、この
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちか
)
らした浪人の太刀さばきに見惚れている。敵味方を超越して、ほほうこれは珍しい
遣
(
つか
)
い手だわいとでもいいたげなようす!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ここのところ、張飛も
尾羽
(
おは
)
打枯
(
うちか
)
らした
態
(
てい
)
たらくなので
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀