“りょじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
旅人80.0%
擄人10.0%
旅塵10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、ここらの地方は大饑饉ききんで、往来の旅人りょじんもなく、宿をるような家もありませんでした。
「何しろ君、そいつは殺人擄人りょじん百十七件と言うんだからね。」
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
藤尾を伴れて江戸へ出た彼は、校川家を訪ねて秀之進が既に水戸へ立ったことを知り、旅塵りょじんを洗う暇もなく跡を追って来たのである。
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)