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たびゝと
ふりがな文庫
“たびゝと”の漢字の書き方と例文
語句
割合
旅人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅人
(逆引き)
冬の雪は
脆
(
やはらか
)
なるゆゑ人の
蹈固
(
ふみかため
)
たる
跡
(
あと
)
をゆくはやすけれど、
往来
(
ゆきゝ
)
の
旅人
(
たびゝと
)
一
宿
(
しゆく
)
の夜大雪降ばふみかためたる一
条
(
すぢ
)
の雪道雪に
埋
(
うづま
)
り
途
(
みち
)
をうしなふゆゑ、
郊原
(
のはら
)
にいたりては
方位
(
はうがく
)
をわかちがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
歩き漸く家の五六軒ある處に至り片端から叩き辛じて車を一輛仕立させしが二人は下駄を踏みかへし
臑
(
すね
)
まで泥の尻からげ浴衣がけで荷物はないグズ醉の
旅人
(
たびゝと
)
なれば驚き呆れて車の梶棒を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
ば加へたり此の時少し篁村息を
吐
(
つ
)
き河原に立やすらひて四方を眺め
崩
(
くえ
)
たる
崕道
(
がけみち
)
を
見上
(
みあぐ
)
るに
夫婦連
(
めをとづれ
)
の
旅人
(
たびゝと
)
通りかゝり川へ下りんも危うし崖を越んも安からずと
彳
(
たゝず
)
み居しが
頓
(
やが
)
て男は
崩
(
くえ
)
たる處ろへ足を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
他国
(
たこく
)
の
旅人
(
たびゝと
)
などは
怖
(
おそ
)
る/\
移歩
(
あしをはこび
)
かへつて
落
(
おつ
)
る
者
(
もの
)
あり、おつれば雪中に
身
(
み
)
を
埋
(
うづ
)
む。
視
(
み
)
る人はこれを
笑
(
わら
)
ひ、
落
(
おち
)
たるものはこれを
怒
(
いか
)
る。かゝる
難所
(
なんじよ
)
を作りて他国の
旅客
(
りよかく
)
を
労
(
わづら
)
はしむる事
求
(
もとめ
)
たる
所為
(
しわざ
)
にあらず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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