“十三潟”の読み方と例文
読み方割合
じゅうさんがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わずかに残った記憶の中を捜すと、男鹿の突角の高地、八戸はちのへの後ろの山、津軽の十三潟じゅうさんがたの出口の野などでは、無数の蝦夷菊えぞぎくの野生を見た。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
青森県の十三潟じゅうさんがたのような、広いあさいぬまのほとりに住む村々では、細い一種のあしを苅ってきて、葉をむしりててそれで屋根を葺いている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私が青森大林区署の官用軌道の軽便に乗せてもらって、十三潟じゅうさんがたの寂しい岸から、荒れた昔の恋の泊りを見に行ったのは、たしか一昨年のこの月二十七日の雨の日であった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)