“じふさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十䨇50.0%
十三50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十日辰後に客舎を発し、難波橋を渡り天満てんまの天神へいたり、巳時十䨇じふさう村に到る。此地平遠にして青田広濶なり。隴畝ろうほの中数処に桔槹井けつかうせいを施て灌漑の用をなす。十䨇川を渡り尼崎城下をすぐ。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
電車が十三じふさうと三くにとの間に来ると、出水でみづはもう軌道レエルひたしてゐて、車は鳥のやうに声を立てながらおつかなびつくりに進むより外に仕方がなかつた。