十三じふさん)” の例文
にんえのきもとちて、「お月樣つきさまいくつ」とさけときは、幾多いくたの(おう同音どうおんに「お十三じふさんなゝつ」として、飛禽ひきんつばさか、走獸そうじうあしか、一躍いちやく疾走しつそうしてたちまえず。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十三じふさんななつ。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
或時あるときづる立山りふざんかたより、或時あるとき神通川じんつうがは日沒につぼつうみよりさかのぼり、えのき木蔭こかげ會合くわいがふして、お月樣つきさまび、お十三じふさんし、パラリとつて三々五々さん/\ごゞかのつゑひゞところ妖氛えうふんひとおそひ、變幻へんげん出沒しゆつぼつきはまりなし。
蛇くひ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十三じふさんななつ。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
十三じふさんひとつ。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)