トップ
>
平安
>
へいあん
ふりがな文庫
“
平安
(
へいあん
)” の例文
呉傑
(
ごけつ
)
、
平安
(
へいあん
)
は、
盛庸
(
せいよう
)
の軍を
援
(
たす
)
けんとして、
真定
(
しんてい
)
より兵を率いて
出
(
い
)
でしが、及ばざること八十里にして庸の敗れしことを聞きて還りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
今日
(
けふ
)
の
如
(
ごと
)
く
浪路
(
なみぢ
)
穩
(
おだや
)
かに、
頓
(
やが
)
て
相
(
あひ
)
共
(
とも
)
に
※去
(
くわこ
)
の
平安
(
へいあん
)
を
祝
(
いは
)
ひつゝ
芙蓉
(
ふよう
)
の
峯
(
みね
)
を
仰
(
あふ
)
ぐ
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るやうにと
只管
(
ひたすら
)
天
(
てん
)
に
祈
(
いの
)
るの
他
(
ほか
)
はないのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
大阪の雑誌『宝船』第一号に、
蘆陰舎百堂
(
ろいんしゃひゃくどう
)
なる者が三世
夜半亭
(
やはんてい
)
を継ぎたりと説きその証として「
平安
(
へいあん
)
夜半
(
やはん
)
翁三世
浪花
(
なにわ
)
蘆陰舎
(
ろいんしゃ
)
」
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
きのふは
仲秋
(
ちうしう
)
十五夜
(
じふごや
)
で、
無事
(
ぶじ
)
平安
(
へいあん
)
な
例年
(
れいねん
)
にもめづらしい、
一天
(
いつてん
)
澄渡
(
すみわた
)
つた
明月
(
めいげつ
)
であつた。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夕日の國は野も山も、その「
平安
(
へいあん
)
」や「
寂寥
(
せきれう
)
」の
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
▼ もっと見る
七月、
平安
(
へいあん
)
兵を率いて真定より北平に到り、
平村
(
へいそん
)
に営す。平村は城を
距
(
さ
)
る五十里のみ。燕王の
世子
(
せいし
)
、
危
(
あやう
)
きを告ぐ。王
劉江
(
りゅうこう
)
を召して策を問う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
済南の
防禦
(
ぼうぎょ
)
、徳州の回復に、其の材を認められて、
平燕
(
へいえん
)
将軍となり、
陳暉
(
ちんき
)
、
平安
(
へいあん
)
、
馬溥
(
ばふ
)
、
徐真
(
じょしん
)
等の上に立ち、
呉傑
(
ごけつ
)
、
徐凱
(
じょがい
)
等と
与
(
とも
)
に燕を
伐
(
う
)
つの任に当りぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“平安”で始まる語句
平安朝
平安南道
平安京
平安城
平安座
平安散
平安城流
平安城都
平安燼滅
平安朝以後