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たひらか
ふりがな文庫
“たひらか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
平
63.6%
坦
18.2%
夷
9.1%
平安
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平
(逆引き)
われは辛うして虫などのはふがごと行くに、常は
平
(
たひらか
)
なる方も、壁崩れて土など高うなりて歩み苦し。しばしありて囲に来ぬ。せうとの君、娘など共にゐたり。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
たひらか(平)の例文をもっと
(7作品)
見る
坦
(逆引き)
梅の
外
(
ほか
)
には
一木
(
いちぼく
)
無く、
処々
(
ところどころ
)
の乱石の低く
横
(
よこた
)
はるのみにて、地は
坦
(
たひらか
)
に
氈
(
せん
)
を
鋪
(
し
)
きたるやうの
芝生
(
しばふ
)
の園の
中
(
うち
)
を、玉の砕けて
迸
(
ほとばし
)
り、
練
(
ねりぎぬ
)
の裂けて
飜
(
ひるがへ
)
る如き早瀬の流ありて横さまに貫けり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
たひらか(坦)の例文をもっと
(2作品)
見る
夷
(逆引き)
濃く温なる空氣は
漲
(
みなぎ
)
り來りて我面を
撲
(
う
)
てり。われは我精神の此の如く安く
夷
(
たひらか
)
なるべきをば期せざりき。その状態は固より興奮せり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
險
(
けは
)
しきを行くこと
夷
(
たひらか
)
なる如き筆力、望み
瞻
(
み
)
る
方嚮
(
はうかう
)
に從ひて無遠慮なるまで肢體の尺を縮めたる遠近法は、個々の人物をして躍りて壁面を出でしめんとす。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
たひらか(夷)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
平安
(逆引き)
『
齋
(
いは
)
へる』は此處では、萬葉集卷十九の、『大船に
眞楫
(
まかぢ
)
しじ貫きこの
吾子
(
あご
)
を韓國へ遣る
齋
(
いは
)
へ
神
(
かみ
)
たち』の例と同じく、『齋ひ
護
(
まも
)
りて
平安
(
たひらか
)
にあらしめ給へ神だちよ』(古義)といふ意味である。
愛国歌小観
(旧字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
たひらか(平安)の例文をもっと
(1作品)
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