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ひらた
ふりがな文庫
“ひらた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヒラタ
語句
割合
扁
32.4%
平田
24.3%
平
21.6%
扁平
16.2%
坦
5.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扁
(逆引き)
膝に手を垂れ、腰を
屈
(
かが
)
めて、
戯
(
たわむれ
)
に会釈すると、トンはよくその心を得て、前足を下して尻尾を落した。
扁
(
ひらた
)
い犬の鼻と、
主婦
(
おかみ
)
の低い鼻は、畳を隔てて
真直
(
まっすぐ
)
に向い合った。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひらた(扁)の例文をもっと
(12作品)
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平田
(逆引き)
寛斎はまた
平田
(
ひらた
)
派の国学者である。この彼が日ごろ先輩から教えらるることは、暗い中世の否定であった。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ひらた(平田)の例文をもっと
(9作品)
見る
平
(逆引き)
しかし日本の空気の是非なさは遠近を区別すべき
些少
(
さしょう
)
の濃淡をもつけないので、堀割の
眺望
(
ながめ
)
はさながら旧式の芝居の
平
(
ひらた
)
い
書割
(
かきわり
)
としか思われない。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ひらた(平)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
扁平
(逆引き)
そして、そこから一段下がったまったくの底には黒い
扁平
(
ひらた
)
い、積木をいくつも重ねたようにみえる建物があった。
白蟻
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ひらた(扁平)の例文をもっと
(6作品)
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坦
(逆引き)
道は白々と広く、夜目には、芝草の
蔓
(
は
)
つて居るのすら見える。
当麻路
(
たぎまぢ
)
である。一降りして又、大
降
(
くだ
)
りにかゝらうとする所が、中だるみにやゝ
坦
(
ひらた
)
くなつてゐた。稍繁つた
栢
(
かへ
)
の木の森がある。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ひらた(坦)の例文をもっと
(2作品)
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