“ヒラタ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ひらた
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
當麻路タギマヂである。一降りして又、大クダりにかゝらうとする處が、中だるみに、やゝヒラタくなつてゐた。梢の尖つたカヘの木の森。半世紀を經た位の木ぶりが、一樣に揃つて見える。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
道は白々と廣く、夜目には、芝草のつて居るのすら見える。當麻路タギマヂである。一降りして又、大クダりにかゝらうとする處が、中だるみに、やゝヒラタくなつてゐた。梢の尖つたカヘの木の森。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
道は白々と広く、夜目には、芝草のつて居るのすら見える。当麻路タギマヂである。一降りして又、大クダりにかゝらうとする処が、中だるみに、やゝヒラタくなつてゐた。梢のトガつたカヘの木の森。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)