“タヒラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:たひら
語句割合
60.0%
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白い著物・白いカヅラ、手は、足は、すべて旅の装束イデタチである。頭より上に出た杖をついて——。このタヒラに来て、森の前に立つた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
タヒラニシテ、敵ノ上方勢ヲ見ルニ、武具馬具光リ輝キ、将卒ノ気ハミナビヤカニ、陣装ヂンサウ燦爛サンラン、馬ハ長大ニシテ、悍気カンキ高ク、海外ヨリ得タル新兵器ト火薬ナドノ物智ブツチケ、武者立チ、イカメシク
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とりおける蘆雚エツリは、此家長の御心のタヒラぎなり。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)