“蘆雚”の読み方と例文
読み方割合
エツリ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梁は心のハヤし、椽は心の整り、蘆雚エツリは心の平ぎ、葛根ツナネは命の堅め、葺き芽は富みの過剰アマリを示すと言ふ風の文句の後が、今用ゐて居る酒の来歴を述べる讃歌風のもので、酒ほかひの変形である。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
とりおける蘆雚エツリは、此家長の御心のタヒラぎなり。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)