“韓国”のいろいろな読み方と例文
旧字:韓國
読み方割合
からくに57.1%
かんこく28.6%
カラクニ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「かへし遣る使なければ」(巻十五・三六二七)、「この吾子あこ韓国からくにへ遣るいはへ神たち」(巻十九・四二四〇)等の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この倹約は鉄嶺丸に始まって、大連から満洲一面に広がって、とうとう安東県あんとうけんて、韓国かんこくにまで及んだのだから少からず恐縮した。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
大鷦鷯尊、倭ノアタヘ祖麻呂を召し上げて、其正否を問はれた時、「私は存じません。唯、臣の弟吾子籠アコゴ、此事を知れり」と奏上した。其で、韓国カラクニに使して居た同人を急に呼び寄せられた。