韓国かんこく)” の例文
旧字:韓國
この倹約は鉄嶺丸に始まって、大連から満洲一面に広がって、とうとう安東県あんとうけんて、韓国かんこくにまで及んだのだから少からず恐縮した。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ところがその中に私はある官辺の用向きで、しばらく韓国かんこく京城けいじょう赴任ふにんする事になりました。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
じっとその話に聞き入っていた私は、子爵が韓国かんこく京城けいじょうから帰った時、万一三浦はもう物故ぶっこしていたのではないかと思って、我知らず不安の眼を相手の顔にそそがずにはいられなかった。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)