“都農”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つの50.0%
ツヌ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツイ一兩日前に、郷里の母親からわたしに手紙が來て、今度急に思ひたつて都農つのの義兄と一緒に讚岐さぬき金比羅こんぴらさまにお參りする。
金比羅参り (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
その日の夕方、豫定どほりに母と都農つのの義兄とは馬車でその宿にやつて來ました。都農の義兄といふのは都農といふ町で肥料雜穀商を營んでをり、その處へわたしの一番上の姉が嫁いでゐました。
金比羅参り (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
石見の海都農ツヌの浦わを……いや高に山も越え来ぬ。夏草の思ひしなへてしぬぶらむ妹が門見む。靡け。この山。